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  • 執筆者の写真MIRAI LABO∞KIDS

泣き虫せんせい。


今日、ドイツからの一時帰国で夏の1か月間だけ通っていた子達が最終日でした。 最後なので、おやつの時間は

みんなでお抹茶を点ててみよう

ということで芝生にレジャーシートでお点前の体験を。

みんなで並んでお菓子を頂きます。

お兄さんお姉さんチームにはラムネ

赤ちゃん達にはたまごボーロを。

やさ〜しく、しゃかしゃか〜も

みんなで順番に^ ^

1か月前、最初は全く話せなかった日本語が、単語が言えるようになり、二語三語話せるようになり、今ではおともだちと会話も出来るようになりました。 英語を話せるメンバーは居ても、ドイツ語は誰も話せなくて、メンバーの1人が一生懸命ドイツ語の単語を調べて、ラボに貼って、カタコトで話したり

(たぶん、全く通じてない。笑)

彼が初めて日本語の単語を話した時、 そこに居たメンバーみんなで

大歓声をあげて大喜びしました。

そんな彼が今日、 「せんせい、これ、あげる 絵 かいたの」そんな風にたくさん話して、照れ臭そうに笑いながら、先生一人一人にプレゼントをくれました。

この1か月、たくさんたくさん遊びました。

食育でお料理を使ってみたり

毎週の体操で誰よりも1番張り切っていたり

絵を描くことが大好きで、カラフルな色鉛筆で毎日たくさんの絵を描いてくれました。

少し前にお母さんから

「息子は最初、日本やだ、ドイツ帰りたいって言ってたんです。でも、ラボに通い出してから『今日はラボ行かないの?あそこ楽しい、毎日行きたい!』と言うようになったんですよ!」そう言って下さいました。

手前味噌ですが、

それは紛れもなく現場のメンバー達が、どれだけ向き合って来たか、という事の表れだと、施設長として誇りに思います。 来年の夏にまた会おうね、そう約束して、泣かないように、堪えながらニコニコでバイバイをしました。 お見送りをしたあと、分かっていても寂しいね〜、とみんなで話していたら1人のメンバーが奥で鼻をすすりだし、みんなにバレないように、こっそり泣いていました。 が、しかし、抑えきれなくなって、嗚咽に変わりました。笑 そのメンバーは、関西からの一時保育の子が来た時にも、泣いていました。 たった数時間一緒に居ただけ、 それでももう会えないと思うと涙が溢れたのだと思います。

私はそれをとても美しい涙だと思います。

ラボのメンバーを採用する時、1番大事にしているのは、能力でも知識でも学歴でも職歴でもなく、その人がどれだけ純粋か?それに尽きます。

純粋かどうか、そんなのは繕う事は出来ないし、繕おうとすればするほど、ボロがでる。 だから、採用が決まってから履歴書を持って来た人も居ます。笑

(働きたいです‼︎と電話を掛けてきて翌日すぐ面接に来たものの、履歴書を書いて来ないという、伝説のR先生。笑) そして泣き虫先生のあいぽん先生は

(あ、名前言っちゃったw) 泣き上戸でもあり、笑い上戸でもあります。

お兄さんお姉さんチームによく、こちょこちょをされて、大爆笑。

いい意味で、よく子どもに遊ばれています。 それは、子どもから認められている証拠。 先生に権威はいらないと考えています。他の学校や園では知らないけれど。 そして彼女は、ゼロ歳児を泣き止ませるのが得意。

何かコツがあるかというとそういったスキルなんかではなく、醸し出すあったかい雰囲気や、愛に包まれる感覚を、赤ちゃんこそ敏感に感じ取る事が出来るのだと思います。 こどもはみんな、分かってる。 身体が小さいだけで、こころは清らかで、愛にストレートで、嬉しい、悲しい、眠い、お腹空いた、お尻が気持ち悪い、感情はいつもまっすぐで、大人よりもずっとずっと感じ取る能力が優れている。

うちは認可外なので、 続けて通ってくれる子もいれば 短期の子もいます。

0歳で通う子は、 ラボで過ごす時間が、生まれてからの人生の大半を過ごしている事になる。 だからうちに来るのが、1日でも、1か月でも、半年でも、1年でもその子の1日1日がたくさんの愛に包まれるように、そんな気持ちで私たちは居ます。 少しの間のバイバイ!

Mくん、Jくん! また来年!大きくなって会おうね!


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