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  • 代表のつぶやき

渋谷区神宮前の認可外保育所


「ももせんせい、しゅき~♥」

私の名前は「ともこ」なのですが、タ行はこどもには言いづらいようで

ラボのキッズ達は「ももせんせい」とか、もこもこしぇんしぇ、なんて可愛く呼んでくれています。

私は毎日現場にいるわけではないので、

週に2、3日、みんなの様子を見に行くだけなのですが

もう、可愛くて可愛くて、食べてしまいたいです。笑

ラボは「自分のことは自分で出来るように」を大切にしているので、

現場の先生たちは、日々、いたずらっ子だったりお茶目なこどもたちに

手洗いからおむつ、食事の準備に自分で食べられるようになるまで、

日々奮闘してくれています。

「魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ」

正直、大人がすべてやってしまった方が汚れないし、早いし、効率的で楽です。

でも、やってしまったらその子のためにならないので、心を鬼にしてどうしたら「自分で出来るようになるか」をひとりひとりの成長のスピードに合わせてサポートしています。

現場の先生たちと私はもしかすると、

日々しつけに奮闘するお母さんと、

外で仕事をしているお父さん、に似ているかもしれません。

だから、週に何日か、朝しか来ない「ももせんせい」はこどもたちにとって

「可愛がるだけ可愛がってくれる存在」かもしれません。

私がラボにいくと、こどもたちは遊ぼう遊ぼうと手の引っ張り合いに、

膝の取り合い、抱っこ抱っこ、と一斉に群がってきます。笑

(あぁ、これが、いいとこだけ持ってくパパと、日々奮闘するママの構図か。笑)

内心そんなことを考えながら、例外なくわたしも、甘えるだけ甘えさせています。

(現場の「ママ」とは理解しあえてるはずです。笑)

 

私たちは、

認可外保育施設として渋谷区に届け出を出しています。

利用されるのは、週5で来る月極めの子と、

時間まとめ買いチケットを購入して定期的に来る子、

あとは一時保育のスポット利用のお子さんです。

私たちが、いつも確認しあうことがあります。

「この子と過ごすのは、一生のうちの一瞬かもしれない。

もう会うことは無いのかもしれない。

それでも、この一瞬一瞬を私たちは大切にしよう。」

私たちは認可外だから、定期利用の子も認可に受かったらそちらに移ることがあります。

それは、性質上、仕方のないことだと思っています。

「保育料のために働く」という状況のママさんの気持ちもとても理解できるからです。

私自身も息子が2歳の時には毎月10万円近く保育料を支払っていました。

それでも、働くということのママの覚悟にも似た気持ちはとても分かります。

だから、お預かりする私たちもこどもたちと真剣に向き合います。

なので、「月にこんなに保育料払ってるから優先的に認可に入れてください」という意味の

認可外保育施設利用証明書、という書類を利用者のママさんから「ハンコ押してくれますか?」と言われたら、もちろん出すようにしています。

これをお断わりしている認可外の施設は多いようで、必ず、まるでお伺いを立てるかのように申し訳なさそうにお願いされます。

断る施設の気持ちも分からなくもないです。

というか経営者として考えると、お断りの理由はよくわかります。

その書類を出せば、翌月以降の経営に大きなダメージを受けることになるからです。

家賃の補助や、月に何百万と助成が出る認可認証とは違い、

認可外の保育施設は1円の助成も受けずに、利用者さんの保育料のみで運営しています。

私たちも例外ではありません。それでも私たちは、その書類をママさんたちが受けられるように押印しています。

「どうか、新しい園でも、大切に大切に愛情たっぷりで可愛がってもらえますように」

そう思いながら、書類をお渡しします。

比較的泣いてしまう子の時には

「どうか、お願いです。よく泣いちゃうのですが、優しく声をかけて抱きしめてあげたら泣き止みますので、心を通わせるようにしてあげてください。」と思いながら。(そういう引継ぎが出来たらいいのに、と思います。)

でも反対に、

認可に移るのをやめるという決断をしてくれた方たちもいます。

「主人と話合った結果、ラボさんにこのまま通わせて貰いたいと思っています。」

それを聞いてスタッフみんな、涙して喜んでいたのを今でもよく思い出します。

その子は、別の園からうちに移ってきた子で、

来た時には月齢のわりにとても大きく、ミルクの飲ませすぎでは?と先生たちも思う程で、

そこでは朝から晩までよく泣いていたそうで、可哀想にお尻も真っ赤に腫れあがり、

おむつもあまり替えてもらえていなかったようでした。。

うちに来るようになってからは、みんなが「奇跡のごきげんベビー」と呼ぶくらい、

本当にいつもごきげんさんで、毎日いるのでラボのマスコット的存在で、

お歌が好きで、音楽をかけると体を揺らして踊ってくれます。

(二日会わないと、先生たちみんながそれぞれ、○○ちゃん、いま何してるかなあとそわそわします。笑)

寝返りが上手になって、腰すわりが上手になってきて、

ずりばいが出来るようになり、たくさん練習してハイハイが出来るようになり、

今では高速ハイハイに、つかまり立ちや、バイバイ、お名前はーい!も出来るようになりました。

きっと冬には歩くようになるのかなと思うと、うれしい反面、

このまま赤ちゃんで居ていいよ~~なんて勝手なことを思います。笑

(記事とは別の子の。1歳の記念写真。ママと二人で撮ろうとしたら、お気に入りのせんせいから離れなくてママ爆笑の図♥笑)

去年、オープンの時から来ていた赤ちゃんだった子が、

いまでは、走り回り、ボルダリングもすごく上手にどんどん登り、

「あーうー」と喃語しか話せなかったのが、今では一生懸命お話ししてくれ、

「これ○○ちゃんの!」なんて、お友達と可愛いらしいケンカまで出来るようになりました。

一年前の写真を見ると、お顔は変わっていなくて、可愛い可愛いまま赤ちゃんサイズで。

写真フォルダを整理していると、あーこの子よくきてたなあ、とか、

いつもティッシュ出して大変だったな、とか、よく風邪をうつされたな、とか。笑

ひとりひとり本当に個性あふれる子たちで、同じ性格の子は一人もいなくて、

いつも「ももしぇんしぇ~」と私のお膝を取り合う子たちも

あっという間に小学生とかになって、敬語とか使うようになるのかしら、

なんて思うとちょっと泣きそうになります。笑

たまに渋谷に用があるときには顔を出してくれたら泣いて喜びます。笑

(きっとほんとに泣く先生もいそうです。笑)

一時利用の子も同じです。

予約時に必ずあだ名を確認して、いつもなんて呼んでいるか、

ママと同じように呼ぶようにして安心してもらえるようにしています。

だから一回しか利用していない子も、

顔を見ればいろいろと蘇ります。

一生のうちのほんの数時間かもしれない、

長くても数か月かもしれない。

今年だけかもしれない、でも1年、2年来てくれるかもしれない。

いろんな子がいます。転勤があったり転職したりパパママの事情も色々です。

それでも私たちは、「ラボの子」たちに愛を届けます。

こどもたちも愛を伝えてくれます。

うちの子たちはみんなあだ名で呼んでいるので、

しんしん、かいかい、りんりん、らんらんみたいに、

気が付けばパンダちゃんがたくさんいます。笑

この、ころころパンダちゃんたちが、大きくなるまで

成長を見守っていけたらしあわせだな、

そんなことを思う最近の出来事でした。

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秋入園2枠あきました!見学随時承ります。

お問い合わせは、お電話またはメールにて。

TEL:03-6451-1505

MAIL:info@mirai-labo8.com

(担当:栗野)

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写真は私の宝物です^^

全員入りきらないので、

コラージュ写真が何枚もあります。笑


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