ここ数日、なんだか急に暖かくなって来ましたね。
私は寒いのが大の苦手で、昔から冬はどうも好きになれなくて、もうすぐ春がやってくるのかな?と思うと、それだけでスキップしてしまいそうになるくらい、毎年”春”と言う季節を楽しみにしています。
でもなんだか、今年はちょっと違うようで
1日でも長く冬が続いたらいいのに、なんて思ってしまいます。
この前お正月だったのに、もう二月も半分、
三月で、ラボを卒園する子達がいます。
ラボはいろんな区から通ってくれてる子どもたちがいますが、お家の近くの認可園に通って、4月からはそちらにいく事が決まった子が何人かいます。
私達は認可外だから、と、わかっていたはずなのに、心は何にもわかっていなかったようで、本当なら、施設長の私がしなければならないのに、現場の先生たちが聞いてくれています。(ごめんなさい。)
そんな中でも、直接「とも先生とお話ししたくて」と言ってくれるお母さんには、「そうですか!それは良かったです!いい事ですよ!お家の近くになるんですから!」と、まるで、この人は話を聞いてるんだか聞いていないんだか、と思わせてしまってるかもしれません。
本当にごめんなさい。。
言葉を、音として情報として耳を通過して、心には通さないと言う、右から左へ受け流す技術(そんな歌がありましたねw)を身につけてしまいました。。。
最初は全く心を開いてくれなくて、毎朝泣いて、来たときにつけていた自転車のヘルメットを被って「僕は絶対にここでは遊ばないぞ!」とアピールしていたのが、少しずつ、ヘルメットを取り、カバンを取り、上着も脱げるようになるまで約1ヶ月くらいだったかな?それがいまではニコニコご機嫌BOYだなあとか、最初「もこもこしぇんしぇ」と言ってくれたなー、とか、それがいつしか「ともこせんせい」なんて、大人な言い方になって驚いたり。
いっぱい一緒に絵を描いたなーとか。
コロコロ転がってパンダの赤ちゃんみたいに可愛かったのが、いまでは歩き回ってダンスもたくさん覚えたり。生まれたてホヤホヤみたいなおくるみに包まれて見学に来ていた初めてあった日のこととか。
ひとりひとり思い出されます。
いやはや、ひとりひとり、我が子のように愛しすぎました。ははは。
春は門出。喜ばしい事です。
だから、卒園の報告を聞いたときには、泣かない、と決めています。
泣いちゃいけない、応援したいから。
今まで以上に愛されて育つのだから。
何も悲しいことはない。一生会えない訳じゃない。
そう頭では理解しようとしても、1年生の未熟な施設長は、現場の先生たちに甘えに甘えて確認連絡をお願いしています。。「私が現場にいるときには、聞かないでね」なんて勝手なことを思っておりましたが(ひどい施設長ですね。苦笑)、そんな中、先日、、、遊びリーダーのすーさんがあるお母さんに「〇〇ちゃん、来年って・・・」と、まさか私の横で聞いてくれて(笑)
内心(ちょちょちょ!なんの心の準備もできてないよ!!)と思ったら、お母さんから「来年もお世話になります。よろしくお願いします!」と言ってくださり、嬉しさでその場で号泣してしまいました。
良かった良かったと、嗚咽して泣きました。(お恥ずかしい、、笑)
泣きだしたら止まらなくなってしまい、、、笑
私につられて、その場にいた先生たちもみんな泣き出してしまい、その様子に、お母さんは声に出して笑ってくれていました。
「よかったね、先生たち、〇〇ちゃんが残ってくれて嬉しいんだって。こんなに泣いてくれてるよ~愛されてるね~」と。
その言葉を聞いて余計に泣きました。笑
「愛しすぎたかな?」と一瞬でも思った自分を、
「それでいいのだ。それがラボだ。」と、
改めて決心させてくれた出来事でした。
もしかしたら、来年の今頃もそのまた来年も、同じように葛藤するのかもしれません。それでも、卒園する子も来年も通う子も、変わらず「ラボキッズの子」として、ひとりひとりの成長に寄り添っていきたいと思います。一番可愛い時期を一緒に過ごさせてもらえるのだから。成長の喜びも悩みも、お母さんたちと一緒に分け合えたら幸せです。
四月からは、ラボの個室を開放して、子育て講座を開くことになりました。
脳科学のコツやラボでの子供との触れ合い方、言葉かけの秘訣やイヤイヤ期って?など、ラボをより広くのお母さんに子育てを楽しんでもらえるよう、毎月開催します。
卒園する子も、いつでも気軽に戻って来てほしいなと思っています!(心から!!)
また、その詳細は近日中にアップしますね。
================== *4月入園枠 0歳、1歳クラス/若干名見学受付中 プレ(2,3歳)/残り3名 ===================