「保育園落ちた○○」 ここ数日でHPへのアクセスがぐんと増えています。 おそらくきっと、このHPを見ている方の多くは、認可園からの通知が届いた方で、きっと認可園へ入園出来なかった方なのだと思います。 どれだけの園を受けたのでしょうか。 私たちのところにくるお母さんたちの中には「20園受けたけどダメでした」と言った方もいらっしゃって、日々の子育てにプラスして大きな不安を抱えながらの保活だったのだと心情をお察しします。 数年前に大きな話題を呼んだ「保育園落ちた○○」という言葉。それを投稿した方は、きっと普段はそんな言葉を使って無いんじゃないか、と思います。 こころがズタズタになってしまって、ニコニコしたくても出来ない精神状態で出た言葉なのかも知れません。 いま私たちのHPをご覧になられているお母さん達も、同じ心境かもしれません。 ・ ・ ・ ・ 中には、「認可落ちたから仕方ない」そう思ってみている方もいるかも知れません。 ・ ・ ・ でも、私たちは一昨年に開園してそれから出会ってくれ、選んでくれたご家族のみなさん、そしてご縁があって私たちの元に来てくれた子どもたちには、一人一人に惜しみない愛情を注いでいる自信があります。胸を張って言えます。 もちろん、まだまだ至らないところはたくさんあります。利用されているお母様にご指摘をいただく事もありました。でも、そうして「大事な我が子のため」に言ってくれるお母さん達とサービスを改善して来ての今があり、これからも、そうしていきたいと思っています。 だからお願いがあります。 「空いてればどこでもいい」という方は、どうか、他の園を当たって下さい。 先生ひとりひとりが毎日毎日、真剣に向き合っています。 「○○ちゃんは最近○○の成長期を迎えてるから、ちょっと時間かかるけど手伝わずに見守ってあげよう」「最近○○ちゃん、ちょっとご機嫌ナナメだね、お母さん何かあったかな?様子を見て見守っていよう」「○○くん、最後までお弁当頑張るって言ってるから、○○先生、最後まで側に居てあげて」 そんな風に、大人数の認可園では出来ない『ひとりひとりの成長に寄り添う』事に真剣です。
4月以降の来年度は、 より『LABO』として『その子』に向き合う時間を親御さんと共有しながら、毎月保護者さんと先生とで行う「○○ちゃんのラボミーティング」というのを行います。 よくある、保護者面談とは全く違うかたちで行います。 ひとりひとりの施設利用費は『LABO費』として、その子の興味や関心のために使える研究費として。先生達にも毎月の『研究費』としての予算を組んで、それを何に使うか先生たち全員で話し合う時間があります。 これらは施設長である私からの提案でなく、全て現場の先生たちから上がってきた提案です。 現場リーダーである、けんじ先生とのミーティングの時に「僕は今年、本当にやりきったか?と自分に問うと、まだまだ出来たはず、もっともっと親御さんと一緒にチームになって、その子の成長や人生について出来たと思うと、涙が出そうになるくらい悔しい。来年、もっともっと向き合って、もう他には預けられないと言ってもらえるようなそんな施設にしていきたい、というか、していきます。」と、言葉に詰まりながらも話してくれました。 他の先生たちもみんなそうです。 ひとりひとりに毎日たくさんたくさん話しかけて、その子の小さな成長が日々の喜びで、色んな手遊びややりとりが出来るようになって来ると、それにみんなで喜んで。 ベビーシッターをしている方や他の園で働いている方に「ラボの子は他のところよりも言葉も心も成長が早くて驚く」と褒めていただいた時にはみんなで「そうでしょそうでしょー♪」と、内心ちょっと鼻高々になったり。 ○○くんが初めて歩いた日、○○くんがお友達におもちゃを貸してあげられた日、みんな、我が子のように愛してくれているのがわたしにも伝わります。 未熟で不完全な私たちだからこそ、ひとりひとりと向き合いたいし、お母さん達と一緒にチームになってその子の成長を一緒に喜び合いたい、心配事は一緒に考えたい、そう思っています。 だからそんな風に、一緒に考えてくれるご家族とでなければ、私たちのサービス、子育てはつくっていくことが出来ません。 「認可に落ちたから仕方なく」という方が、1年後には「あの時ここを見つけて良かった」そう言って貰えるような園を作っていきたいと、私たちは思っています。 見学をご希望の方は、お問い合わせページよりご連絡ください。 素敵なご縁に恵まれて新しい笑顔の子どもたちに会えますように。
そしてお母さんが少しでも笑顔になれますように。
================== *4月入園枠 0〜1歳クラス/若干の空きあり 2歳クラス/2名 3歳以上/3名 ===================