◆毎月1日は、穏田神社さんへご挨拶(お散歩)の日~
『毎月1日は月次祭』
あまり知られていない日本の大切な伝統、毎月1日の月次祭(つきなみさい)。
「つきなみですが~」なんて言葉をよく聞きますよね。
月次=大きな病や怪我などなく、「当たり前の毎日」が過ごせてることに感謝をする日です。
私たちも、氏神様(うじがみさま)と言って、その地域地域を守ってくれている神社さんに「いつも守ってくれてありがとう♪」をしに、子どもたちと一緒にご挨拶に行っています。
毎日こどもたちが、大きな病気や事故・怪我などなく、笑顔でいてくれることは、決して当たり前のことではなく「有難いことだなあ」と毎月この日が近くなると改めて思います。
子ども達も、よく神社にご挨拶(遊び)に行くので、手水舎での作法も、だんだんと身についていて、上の子が下の子に教えてあげている姿を見ると、私たちもとても嬉しく思います。
「手水舎で組む、柄杓のお水は半分までよ〜」
さて、みなさんその理由を知っていますか?
子どもたちは知っています^^
「捨ててしまうお水だから、なみなみ掬わないよ」
もちろん諸説あるでしょうが、
私はこれがとても日本人らしくて好きだなあと思います。
神社さんへお参りする時には、なぜ手を洗うのか?なぜお水は半分までなのか?神さまとはどんなお話をしようか?そんなお話を、子どもたちにわかるようにお話しています。
手水舎のところだけでも、
◯水鏡といってね、みんなのお顔が映るでしょう?
ニコニコしてるかな?いいお顔してるかな?って見てみようね。
◯神さまのところ行く前に、お手手とお口、綺麗にしようね。
◯捨てちゃうお水だから、いっぱいは入れないよ。
お水はとっても大事なんだよ。
次のお友達の分もとっておいてあげようね。
◯次のお友達も綺麗に使えるように、
持ってたお手手のところ、綺麗にしてからお片づけしようね。
こんな風にいろんなお話をします。
これは、神社だけに言えることではないですよね。
全てのことに同じことが言えます。
自分だけがよければいい、という利己的な考え方ではなく、「次の人のため」「お友達のため」といった利他の精神や、生き物だけでなく「物も大切に扱う」というこころ。
神社に参拝するということに右だ左だと騒ぐ大人たちもいますが、
私たちは、こういった「日本人のこころ」を小さいうちから自然と身に付けて欲しいと感じています。
しきたりは厳しく咎めるものでも、必ず”守らせる”ものでもありません。
「みんながニコニコ穏やかに暮らせるように」そのためのお約束。
日本の文化や伝統、日本人らしさ、と言われるものは、昔から「お母さんから子どもへ」伝えられて来ました。何も特別な習い事をしないと身につかないものではありません。
でも、今のお母さんは、昔のお母さんよりも何倍も忙しいと言われていますし、また、私たちの世代はそれを知らずに、教わらずに来ている世代です。
畳を知らずに育つご家庭も多いでしょう。
「次世代の子どもたちに日本のこころを残せるか?」そんなことを私たちはよく考えます。
(みんなで茅の輪くぐり。無病息災を願ってくぐります。子どもたちにはアスレチックでした。笑)
(みんなで神さまに、遊びに来たよ〜と鳴らしています。)
息子は今5歳になりましたが、小さい時からよく近くの明治神宮にお散歩がてらお参りに行っていました。(夏はとっても涼しいんですよ◎)2歳くらい、自分で歩けるようになった時から分からなくても伝えてきていましたが、今や大学生や大人よりも詳しく(笑!)神社での作法や文化、かみさまについてとても上手に説明してくれます。
今はお話ができなくても、きっといつかわかるその日まで。
ミライLabo流の和文化の継承を。
これからのグローバル社会を担う子どもたちだからこそ、日本人としてのアイデンティティを身につけて欲しいなと思っています。
◆次回のお参りは8月1日(火)
時間:10時出発、9:30までに登園ください
場所:穏田神社さん(ラボから徒歩2分)
集合:ラボ
料金:お賽銭125円(人にご縁)をおもたせください。
お申し込み:要(メールにてお申し込みください)
【月極め定期のお知らせ/秋入園&来春入園】
秋入園:残り1枠
来春入園:0歳児2枠、1歳児1枠
見学希望者はメールまたはお電話にて。
見学→面談(両親、またはどちらか一方)→入園可否判断→入園決定となります。
※園までの距離や、仕事場との往復時間、お子様の様子などで総合的に判断します。